田中清代銅版画展「気のいい火山弾」
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2011年1月の蔵書票展<BOOK METRO>に参加いただく田中清代さんの個展へ行ってきました。
今回は新しい絵本「気のいい火山弾/宮沢賢治」の挿絵の原画展です。

黒いドライポイントの温かみある線に手着彩の作品。これまた雁皮(?)の和紙の質感が素朴で宮沢賢治の世界にぴったりでした。本をめくっていくと途中赤い苔にぎょっとして面白いです。この苔のかんじが良いのです〜。

宮沢賢治は私も好きな作家のひとりですが「気のいい火山弾」は今回の絵本がきっかけで知った作品です。私は宮沢賢治好きといっても、ちょっと勝手な先入観も込みで好きな世界なので(その辺については2006年の「My book My T-shirts展」の際に触れましたが)読んだことない作品は結構あるのです。
清代さんも宮沢賢治好きということで好きな人の作品を描く大変さがあったそうです。それを描くというのはすごいことです。

1月の<BOOK METRO>は本をテーマにした展示で、私は実は宮沢賢治作品をテーマにしています。不特定多数の方、それも印刷されて本になって全国の本屋さんに並ぶような作品とは比べ物にならないくらいかけ離れた私の蔵書票。それすら作るのが思ったより大変でした。途中別の本に変えようか…とも思ったり。
清代さんは大勢の方が見て残るものを課されての制作なのです。プロとはいえやっぱりすごいことです。
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by orangewords | 2010-11-26 23:30 | アート雑記 | Comments(0)
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