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THE TOKYO ART BOOK FAIR 2011
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先週のことになりますが、7/16(土)〜18(月祝)に行われた<THE TOKYO ART BOOK FAIR 2011>に行って来ました。
<アーツ千代田3331>を会場に、雑誌社や本屋さんがアート本を出品販売していたり、作家が自分の作品集などの本などを出品販売していたりします。

イベントには昨年も出品していたEQIPの濱やんが今年も数名の仲間とともに出品してたので見に行って来ました。今年の出品仲間には蔵書票展<BOOK METRO>に銅版画で参加いただいた坂本久美子さんも加わっていてひとつ楽しみが増えました。

会場では濱やんブースを見つける前に一緒に見に行ったEQIPの松本さんがプリンターのブースで江川渡子さんの作品を発見!江川さんは今年の12月に行うEQIP企画のクリスマス展に参加していただく作家さんです。写真をされていて銅版画も写真製版だったりします。クリスマス展ではそういった作品を使用したアクセサリーなどを出品いただける予定です。





濱やんブースは奥の部屋にあってちょうど坂本さんが当番中でした。久々にお会い出来て、しかも<BOOK METRO>の最中はあまりちゃんとお話したことなかったのでお話出来て良かったです。最近そんなかんじで個展やら何やらで徐々に皆さんと再会出来てお話も出来て嬉しいです。
最終日だったからか今年の濱やんブースは昨年よりもあっさりめ。どうも仲間の数は増えたけどみんな忙しくてあまり作れなかった様子。
坂本さんはクレヨンなどでのドローイングをプリントして小冊子としてまとめてました。相変わらず穏やかな色使い。濱やん作品は物語<BOOK METRO>に挿絵かな?と想像してたけど、それをまったくやめてのキャラクターブックみたいのでした。こちらも相変わらず奇妙な世界。
みんなの作品がちょっとずつ見られるフリーペーパーをもらいました。かわいくて楽しい。

坂本さんから同じく<BOOK METRO>参加作家(木口木版)の廣瀬理紗さんも別ブースで出品してると情報を得て今度は廣瀬さん探し。道すがら、なんとなく廣瀬さんぽい女の子を見かけたけどすぐには勇気が出ず…でも声かけてみたらやっぱり廣瀬さん!良かった…。私には意外と記憶力があるということが判明。
廣瀬さんは学校仲間と出品されてました。ブースを教えてもらい、行ってみると脅威の手製本を出品していて、あまりのすごさに購入…。(写真)
普段作品はひとつひとつは小さいものが多いけど、それらをひとつにまとめて大きな作品としていることがあり、この作品集はそのひとつひとつの小さい作品を1ページずつに刷ってまとめているっぽいです。製本、装丁、見返しのシルクスクリーン、活版、すべてにおいて手製、もちろん手刷り本!ここまで完成度高いと言われないと手作りって分かりません〜。

手作りの良さには色々あると思うので自分だったらどんなふうにまとめるかな?と考える一日でした。
by orangewords | 2011-07-25 20:57 | アート雑記
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