文房堂ギャラリーで
<阿波紙と版表現展>を見て来ました。毎年やってる展示なのだそう。知らなかった〜。私はこれまであまり和紙に銅版画を刷ったことがないのだけど、和紙は好きです。
主に木版画とリトグラフで、どれも和紙のきれいな耳もちゃんと見られるように飾られていて、すごく参考になりました。
そしてやっぱり木版とリトはずば抜けて和紙とマッチしてました〜。絵が洋風だろうとやはり合う。銅版画は箔押しされていたり、掛け軸みたいに長細かったりして逆にモダンな和を取り入れてました。
耳が出てるせいもあるかもしれないけど阿波紙は温かみがありますね。展示のDMも何やら和紙?そしてアンケートに答えるともらえる展示カタログが入ってる封筒も和紙!持ってると温かい…
また来年も展示見たいです。
私の身の回りでは銅版画といえば雁皮。だけど雁皮以外の和紙の刷りは毛羽だってしまったりして難しそうなイメージがありました。けど今日見た作品はまったく毛羽立ちナシ!…阿波紙だから?なんて。鳥の子みたいな質感だったから強くて毛羽立たないのかなぁ?そうなると微妙な部分は雁皮を当てて刷って刷り取りを補強するのかな?
和紙の刷りが良さそうだったら今使ってる洋紙よりもずっと保存面でも強そうなので変えたいかも…。いずれ時間が取れたら試してみたい!と思いました。