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六本木アートナイト2013/国立新美術館
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3/23(土)夜〜明くる朝まで六本木界隈で開催されている<六本木アートナイト2013>、23日(土)のみ<国立新美術館>が無料ということなので行ってきました。
<カリフォルニアデザイン1930-1965 モダン・リヴィングの起源>と<アーティストファイル2013>を鑑賞。
<カリフォルニアデザイン…>は、イームズ夫妻の時代のプロダクトデザインなど馴染みのあるデザインの展示でした。ダン・ジョンソンさんの椅子とデスクが一番気に入りました。とくに籐とブロンズで出来た椅子が格好良い。あのブロンズ製の小さな肘掛け、肘掛けられるんだろうか〜?笑 気になる!

色形と経済と、どれをとっても元気を感じましたが、数年前までデザインとしか捉えていなかった幾何学的でポップなアトミックデザインに少なからず影を感じました。

デザイン以外ではパネルで紹介されていたロサンゼルスのたった8年(1922〜30年)での栄えっぷりに驚きでした。
ちょっと読む所が多くて、しかも少し変な場所にキャプションを貼っていたりして読みにくく、全部は読めませんでした。それから個人的に視力が落ちてるのかなぁー?混雑しててキャプションに近寄れなかったこともあり、もうちょっと字が大きいとありがたかったです。そういう年齢になったのかな?美術鑑賞者も高齢化でしょうから!バリアフリーだけじゃなく、文字大きめにしてもらえると嬉しいな。(照明はそんなわけに行かないでしょうからせめて文字サイズだけでも。あとはイヤホンガイド置くのも良いですね)


<カリフォルニア…>の後は<アーティストファイル>へ。一番最初のチョン・ヨンドゥさんの着眼点が面白かったです。見たいなぁと思っていた國安孝昌さんの丸太とレンガの作品は見ていて気持ちがよいです。アスレチックのようで目で追って楽しんでるのかも。「設営が大変だね」なんて話をしてたら、地下で設営風景が少しだけビデオで流れていました。思ったより少人数での作業のようでした。
ダレン・アーモンドさんの月の光で撮った写真は、それに気がつかないと楽しめないのでスルーする方も多く残念でした。暗い部屋の中でカラーカルトンみたくして月の光くらいの灯りを後ろからあてて見せる…というのでは意味がなくなるのかなぁ。最近写真作品の見せ方の難しさを感じています。

<六本木アートナイト2013>、国立新美術館しか行けませんでしたが太っ腹イベントでとても嬉しい限りです。普段はひとり鑑賞が多いのですが、今回はジョンさんもご一緒に。今更ながら国立新美術館の建物とスーベニールトーキョーに感心しているようでした。笑

サントリー美術館も通常の半額になっていて本当は行きたかったのだけど、外へ出たらすっごく寒くなっていたので断念しました…風邪ひいてまうー。<アートナイト>だけあって森美術館は夜中もずっと開館していて朝まで開いてるそうです。来年もあると良いなぁ。今度はもうちょっと準備万端にして出掛けます。
by orangewords | 2013-03-23 23:59 | アート雑記
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