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藍染手ぬぐいの取扱いについて
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私が作った藍染手ぬぐいには洗濯について記載しましたが、改めてこちらでもお取り扱いについて触れたいと思います。

●最初の数回は念のため白いものと一緒の洗濯は避けてください。

●洗濯は、基本的には水洗いで。もし洗剤をお使いの場合は中性洗剤をご使用ください。漂白剤は使用しないでください。

●日焼けしないように陰干ししてください。

●長期間保管される場合は、畳むと折れた部分の色が焼けたり跡になることがあります。長期間保管する場合は丸めて日の当たらないところに保管してください。

大きくは以上の4点にお気をつけ下さい。

私の手元に残った藍染手ぬぐい(抜染)は、ちょっと灰汁が浮いて部分的に黄ばんできてます。もしかしたらご購入いただいた方でまだ一度も使ってない方のも灰汁が浮いてきているかも。藍染に使う藍を建てるときに灰汁が使われているのですが、その灰汁が時間が経つと黄色く浮き出てくるんです。展示で販売する前に何度か洗っていても、その程度では時間が経つと自然と浮いてきます。水に通すと灰汁は抜けて、藍の色が冴えます。これが垢抜けるという言葉の語源だそうです。何度も使って洗っていくうちに灰汁は出なくなるそうです。

私の藍染手ぬぐいは、販売前に数度水洗いしているので、もし青い色が水に出て来ても他のものに色移りするほどではないと思いますが、最初の数回は他のものとは別にしてお洗濯してください。

特に黒インクで版画を刷っているほうはプレス機を通して版画を刷るため、事前に色落ちのないように念入りに洗ってあります。黒インクは銅版画用の油性インクなので、水に入れて色落ちはしませんが、他のTシャツなどのプリント物と同じように洗濯を繰り返して使用していくうちに徐々にプリントが薄くなったり剥がれたりは多少あると思います。

藍染することで生地が普通の状態よりも丈夫になっていると思います。末永くご愛用いただけますと嬉しいです!
今後も藍染手ぬぐい作りしていこうと思ってます。次はどんなのを作ろうかな。
by orangewords | 2013-10-01 23:59 | その他制作
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