東京バレエ団創立50周年<祝祭ガラ>
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NHKホールへ東京バレエ団創立50周年<祝祭ガラ>を観に行ってきました。お目当てはシルヴィ・ギエムのボレロ。来年には50歳になるギエム、そろそろボレロを踊らなくなってもおかしくはない…と思っていて、気にしていたので今回チケット取れて嬉しいです。

その後、ギエムは2015年いっぱいでダンサーを引退すると宣言。ボレロどころじゃなく、バレエさえも見られなくなっちゃうんだなぁ。私としてはなんとなくピナ・バウシュみたいに踊れるかぎり舞台にいる人のイメージを持っていたようです。

今回のボレロを見て、きっと引退までピークを保っていられるのだな、と確信しました。ピークを越えるときは表舞台からは姿を消すときなのだ。ボレロはあの単純で主役にだけ目と意識が集中するような舞台と、これまた単純で、でもどんどん盛り上がって行く音楽と、ベジャールのインパクトのある振り付けと、シルヴィ・ギエムのカリスマが揃うことで素晴らしい総合芸術になれるんですね。ジョルジュ・ドンのあとに女性のギエムが現れたのは幸運だな。ほんとかっこよかった〜!

ボレロ以外の演目では、昨日観た<バレエ・リュス展>で衣装展示されていて粗筋も読んだ<ペトルーシュカ>を見られて嬉しい。熊は出て来たけれど「熊が二匹追いかけっこ」ではなかったり、ニジンスキーの衣装との違いも今だから分かったり、変わり身の術まであったり。
<オネーギン>は第3幕のみだったので短かったけれど、麗しかったです。ルグリさん、化粧映えしますね。
クラシックバレエらしい<ラ・バヤデール>は暗い背景に白い姿が映えてとっても奇麗でした。

またロビーにはこれまでの公演のポスターの一部を展示していて、中でも写真の'71 西ドイツ公演のシンデレラのポスターがかわいかったです。シンデレラだけどなぜか鳥。翼の中の白い部分は踊るバレリーナ達の写真になっています。





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<プログラム>
「ペートルーシュカ」
振付:ミハイル・フォーキン 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
ペトルーシュカ:ウラジーミル・マラーホフ
バレリーナ:川島麻実子、ムーア人:森川茉央、シャルラタン:高岸直樹 ほか

「スプリング・アンド・フォール」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アントニン・ドヴォルザーク
沖香菜子、梅澤紘貴

「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:P.I.チャイコフスキー
オネーギン:マニュエル・ルグリ
タチヤーナ:吉岡美佳

「ラ・バヤデール」より"影の王国"
振付:ナタリア・マカロワ(マウリス・プティパ版による)
音楽:レオン・ミンクス 編曲:ジョン・ランチベリー
ニキヤ:上野水香
ソロル:榎本弾 ほか

「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:モーリス・ラヴェル
シルヴィ・ギエム ほか
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by orangewords | 2014-08-29 23:59 | アート雑記 | Comments(0)
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