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版画フォーラム 2013・終了しました
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東秩父の和紙の里にて開催されていた<版画フォーラム 2013>終了しました。行くと何かしら学べる版画フォーラム。今年はひとりで行きましたが、版画の話をついついしたくなってしまう…。

搬出の帰りに和紙作家・田村智美さんの働く工房にもお邪魔してきました。いつも行田がお世話になっております。また何かご一緒出来たら良いな。
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by orangewords | 2013-06-30 18:15 | 銅版画制作 | Comments(0)
手仕事の日本/柳宗悦著
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<牧禎舎>で藍染するにあたり藍染の本を読んでいたら、この本のことがちらっと載っていて、そういえば駒場の<日本民藝館>には行ったことがあっても本は読んだことなかったなぁと思い手に取りました。
<牧禎舎>でお話をうかがいつつ、手工芸が廃れて行く要因として昔ながらの職人の世界の習慣である伝承の方法が挙げられると思いました。気軽に覚えることが出来ないのです。もちろん伝統工芸師のもとで伝統的に厳かな修業を積むのは良いことで大事なことです。でもそれとは別に牧禎舎みたく広く次の世代に親しんでもらい、未来に残す役割も必要だと思いました。

この本の中でも柳宗悦は似たようなことを語っていました。東北・南部の南部紫(なんぶむらさき)について語った部分で「染めが難しいために、技は古来秘伝となって残されます。しかしこういう風習を破って染方を広く世に知らせる方が正しい道ではないでしょうか。(p89より抜粋)」
正しい道というのは強い言い方にも思えるけれど、そんな役割の場所や人もいたほうが良いよね、と思います。

なかなか辛辣な言い回しの本で、中には主観的なものもあるけれど、それこそが柳宗悦さんのいう<民藝>なのだ。blogを読んでるみたいな感覚にもなる。

p233の中に「他力」について語る部分にもこの民藝思想がよく表れている。自然から出たもの、風土や用途から出た、そんな自然から出た「用と合わさった美」。
またこの本は、おそらく小中学生向けに書かれた未来へ日本特有の正直な民藝を残して発展させていくための指南書なのだけど、柳宗悦が大正時代から20年かけて全国を旅して本にする間の月日と、だめ押しの戦争によって、民藝がいくつも廃れてしまい<戦前の日本の民藝の記録>という意味合いを持ってしまったのでした。
民藝運動の活動を思うと、もっと大きな影響を及ぼしていても良いと思うのだけど、戦争と近代化というのはこうも厚く広い壁だったのだなぁ。中にはその後復活した手工芸もあって、民藝運動の甲斐はあったと思えます。

ちなみに宗悦さんは「正藍染」という言葉を使っていました。基本関東の方だからかな?

*画像は水城公園(埼玉県行田市)の古代蓮のようす。写真は数日前のものなので、今頃にはいくつか開花した蓮があるかも。今年は見頃がやや早めみたいです。
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by orangewords | 2013-06-28 22:47 | アート雑記 | Comments(0)
版画フォーラム 2013・竹芳洞さん実演
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昨年初めて観に行った<版画フォーラム>ではメゾチントの作家さんによる刷りの実演があり、とっても充実のイベントでした。刷りの実演が間近で見られるというのはポイント高し!嬉しいですね。
展示のパンフレットを見たら今年の実演は残念ながら銅版画ではなく木版画で一瞬がっかりしたのですが、よく見たら<竹芳洞>さんによる実演でした!これは行かねば。私の中では竹芳洞さんといえば畦地梅太郎さん…。(でも実際は川上澄生さんやら武井武雄さんやら前川千帆さんやら…と、とにかく有名な方のがいっぱいでした)
私は木版はしないのですが、作品を見るのは好きだし、プロによる実演もまた興味深くて見に行けて良かったです。仕事を確実かつスムースに全うするための工夫も見られて参考になりました。某かにそういう工夫の精神を活かして行けたらなぁ。仕込みって大事ですね。

展示についてはメゾチントの割合が増えました!メゾの割に大きめの版で、みんな目立てがんばってる〜。最近作業が進んでないのでなんだか焦る。
そして今回は紙すきの工房の中もちょっとだけ見学してきました。紙すきの道具が沢山置いてあります。<アーツ&クラフツinぎょうだ>の際に和紙の田村智美さんのブースの留守番をされていた方が紙を漉くための木枠(名前を忘れてしまった…)を作る修業をされてる方だったなぁなんて思いつつ見学。

山と川が近く、行くと清々しい気持ちになります。帰りに久しぶりに乗った秩父線もまた小旅行気分で楽しかったです。

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<版画フォーラム 2013>
2013年6月22日(土)~29日(土)
10時~16時 *最終日~14時まで

場所:和紙の里(東秩父村)
355-0375 埼玉県秩父郡東秩父村大字御堂441

アクセス:
東武東上線・JR八甲線 小川町駅からイーグルバスの皆谷・白石車庫方面に乗って15分「和紙の里」下車。
*バスは一時間に1本なのでご注意を。バス時刻表→こちら
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by orangewords | 2013-06-25 22:57 | アート雑記 | Comments(0)
ふくろう/銅版画(豆)
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by orangewords | 2013-06-20 18:38 | 作品 | Comments(0)
藍染のアク
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先日<牧禎舎>にて藍染した布を数日ぶりに洗ってみたら水が黄色くなりました。
洗うのは酢水に浸けてから洗ったのを一度目としたら今回が3度目です。3度目で青い色は出なくなりました。この黄色はアクの色ということですかな?
この3度目の洗いのときにアクを最後までちゃんと洗い落とさなかったので、次回ちゃんと洗って、そしたらこれに版画を刷ろうと思います。
普通は肌や洋服に色が着かないように洗うのかもしれないけれど、私の場合はなによりプレス機を通すので圧で色落ちしてフェルトを汚さないように洗わないと〜、です。
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by orangewords | 2013-06-18 00:29 | その他制作 | Comments(0)
念願の助六 一幕見
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ちょっと前のことになりますが、先日赴いた歌舞伎鑑賞のことを書きます。新歌舞伎座がオープンし、3ヶ月目。オープンとほぼ同時に告知されていた6月のこの演目を目にした時「絶対観る!!」と決めたのでした。杮葺落六月大歌舞伎 第三部<助六由縁江戸桜 河東節十寸見会御連中>です。タイトル前に「十二世市川團十郎に捧ぐ歌舞伎十八番の内」とあります。今年亡くなったばかりの團十郎および歴代の團十郎の十八番です。
<助六>はおそらく歌舞伎の演目の中でも最も華のある人気演目と思いますが、なぜにこんなに観たかったかというと、私が10年くらい前に初めて歌舞伎を観に行くきっかけとなったからです。

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by orangewords | 2013-06-13 13:50 | ぶらり | Comments(0)
版画フォーラム 2013
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和紙で有名な埼玉県小川町・東秩父村での版画展に出品します。

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<版画フォーラム 2013>
2013年6月22日(土)~29日(土)
10時~16時 *最終日~14時まで

場所:和紙の里(東秩父村)
355-0375 埼玉県秩父郡東秩父村大字御堂441

アクセス:
東武東上線・JR八甲線 小川町駅からイーグルバスの皆谷・白石車庫方面に乗って15分「和紙の里」下車。
*バスは一時間に1本なのでご注意を。バス時刻表→こちら http://busmap.jp/higashichichibu/time/1007.pdf
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終わりの時間が早いのでお気をつけください。
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by orangewords | 2013-06-11 22:45 | Comments(0)
牧禎舎で藍染
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先日久しぶりに<牧禎舎>で藍染体験してきました。「そうだ!」と思い立った時にさっと藍染しに行ける場所が身近にあるというのは嬉しいものです。
ずっと土日のみのopenだった牧禎舎ですが、実はいまは火木土日openしています。火木はopenしていることがまだ知られていないので来客が少なく、主である永沼さんが藍瓶の中を撹拌しただけで帰宅してしまうかもしれないので(笑)前もって予約入れて行ったほうが良いです。

この日は火曜日で、おそらく市内にある老人ホームかデイケア施設から車椅子に乗ったおばあちゃんの団体さん7名がハンカチを染めに来ていました。車椅子だと7名くらいがちょうど収まっていいかも。(この時期は屋根のあるところなど日陰にいないともう暑いです!)
実は牧禎舎の藍瓶は全体が地中に埋まっているわけではなく、上のほうはちょっと外に出ています。そのため電気で藍瓶の温度管理をしています。そのお陰で車椅子に座ったままでも藍瓶に手が届くのでした。
みなさんどうやら牧禎舎での藍染体験2回目らしく、前回ハンカチを染めたあとどれが誰のか分からなくなってしまうハプニングがあったそうで、今回はマジックで予め名前を書いてましたがやはり藍の色で見えなくなってしまったようでした。
ナイロンなど化学繊維は染まりにくいのでそういう素材の糸で名前を簡単に縫ってくると良いと思います。染めたあとに糸をほどくことも出来るし。

久々の藍染体験面白かったです。この日市内からお手伝いに来ていたOさんは、別の場所で柿渋で染めた生地の上から藍染をされてました。ワンピースなどの洋服を仕立てるのだそうです。柿渋の色も素敵でした。

私は淡く無地で染めたかったのだけど、せっかくなのでほかにも色々試してみました。今度はこうしたい!っていう欲が出て来てしまいました〜。
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by orangewords | 2013-06-09 13:51 | その他制作 | Comments(0)
今夏のEQIP企画
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昨年9月以来のEQIP企画が動いています。昨年3月にvol.1を開催した<作家Zakka百貨展>のvol.2をこの夏に企画しています!会場はもちろん大森のGallery FIRSTLIGHTさんです。
DMの準備も動き出し、参加作家のみなさんから今年も色んな作家Zakkaの写真が届いてます。写真はわたしの作家Zakka、"マカロンケース"です。一部に銅版画をプリントして手彩した布を使用しています。

夏の大森も楽しみです。おいしい食べ物屋さんが多いんですよ〜。
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by orangewords | 2013-06-07 19:10 | EQIP-版画展企画ユニット | Comments(0)
彫刻刀用研磨機 - Ichikichi -
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仏像彫刻しゃかりき堂さんpresents<彫刻刀用研磨機 - Ichikichi -(中央システム・製作)>がこの度発売されました!わたしはボディに貼るステッカーをデザインさせていただきました。

小中学校やおそらく高校の美術室には彫刻刀用の研磨機が備わってた気がしますが、個人で必要としている方もいるんですね。しゃかりき堂は<かんのん塾>という木彫刻教室をされていて、そこで生徒さんの彫刻刀を研ぐのに研磨機を使っているとのことでした。しゃかりき堂のおふたりは彫刻刀を研ぐのは手作業で自分たちでしているそうですが、生徒さんとなるとなかなか研ぎの修練まではね…。(とはいえ研磨機だって手順を守って研磨しないと、良い切れ味には繋がらないそうです。)

木彫刻の作業は教室から自宅へ持ち帰っての作業が多いし、熱心な生徒さんだと自分のうちに研磨機が欲しくなるほどの方もいらっしゃるそうで。けれども最近は研磨機を作っているところが少ないらしく、個人で頼もうにもなかなか入手しづらいそうです。

熱心な生徒さんたちのご要望により、たまたましゃかりき堂さんのお父さまが腕のある技術者なもので、家庭で使えるオリジナルの<彫刻刀用研磨機 - Ichikichi ->誕生のはこびとなりました。今後、通販の予定もあるそうなので、もし彫刻刀用研磨機をお探しの方がいましたら、お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
初心者の方が研ぎやすいようになっていて、機能はもちろん抜群、しかも見た目もかなり素敵なのですよ!色もいろいろ選べます。詳しいことは<しゃかりき堂>まで。

仕様:荒砥、中砥、仕上げ(布・フェルト)、丸刀仕上各4種、+お好みでLEDライト
サイズ:幅33cm、奥行き20cm、高さ30cm(ライト付きは39cm)
重量:13kg(ライト付きは13.8kg)
本体カラー:緑、青、赤、黄、生成、茶、白、灰、黒、ステンレス。
*画像はライト付きの緑と青

販売価格はまだ未定みたいでしたので詳しくは<しゃかりき堂>まで。
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by orangewords | 2013-06-05 11:38 | ぼそっと | Comments(0)