<   2014年 12月 ( 5 )   > この月の画像一覧
P→P STORE
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d47MUSEUMへ<Problem to Product Exhibition Store>を見に行ってきました。<47都道府県の地域問題から生まれた製品>ということで、問題は<農業><伝統工芸><自然環境><地場産業><雇用>の5種類に分けられていました。d47の都道府県別モノはいつも面白くて好きなのですが、とりわけ自分の出身県や友達が住む県がどんなかが気になります。自分の出身県があんまりセンスよくなかったりすると人知れずガッカリ…。トナカイとかのゆるい革小物は置かないほうが他の名刺ケースなどの革製品のかっこよさが一層ひきたったのになぁ〜…なんて。これ仕舞ってください!って言いたくなってしまう。なんでも陳列すれば良いというもんじゃないですよね…。多ければ良いという問題でもないし。
また<県>として分けられているけれど毎回似たような地域がピックアップされているときは、この県はこの地域がとにかくダントツで頑張っているんだなぁ、とちょっと残念な気持ちになることも。ひとつの県に、ひとつのセンスよい地域、じゃ力が弱いですよね。そして衣食住のバランスも。

気になったものをいくつか。京都府の衣料再生プロジェクト<Re:>はニットのハンドバッグが見た目がかわいくて、しかも襟首のところがポケットになっているという!これなら元が古着でも欲しいし、使えますね。リユースする服にもよるけれど、かわいいものだけ選べば素敵なバッグが出来そうです。

愛知県の<INVITATION PROJECT>は、お土産品などに愛知県内でのワークショップ参加券などをくっつけて、受け取った方がそれを使って愛知に訪れやすくなる仕組み。ほかの県とは違った試みで面白いなぁと思いました。その時々で違いますが、例えば有松絞りで浴衣を作るワークショップなどに招待してもらえるようです。

また徳島県の問題はなんと<川の水が減少するほどの人工林の増加>なのですって!そんな問題があったとは…。間伐した杉材の有効利用を行っているそうです。

こうして見ると外部からデザイナーを呼んだり、地域の方とのコラボなどを率先して行っているところが多いですが、広島県のグラスビーズ<PENTA>こそ品質は良いのだからデザイン的なセンスの部分を外部に手伝ってもらったらすぐにでももっと良くなりそう…と思いました。そういうところはコンペやると良いですよね。

ひとつひとつの点が力をつけて、地域がたのしくなったら良いですね。

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by orangewords | 2014-12-25 23:59 | アート雑記 | Comments(0)
LEATHER FOREVER
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Sおりんに誘ってもらい、東京国立博物館 表慶館へ<エルメス レザー・フォーエバー>を観に行ってきました。12/2〜23の展示でしたが、入場無料のうえ質が高く、満足度も高いと評判の展示。170年に渡るエルメスの展示はもちろん、会場となった表慶館は建物の装飾や調度品なども素晴らしく、どちらも楽しめたのがとても良かったです。

エルメス人気と無料ということもあって、入場制限されながら入り口でも並びますが、中でも一階から二階へ上がる際に並びます。一階の二番目の部屋には職人さんが実演をされていてすっごく見たかったのですが黒山の人だかりが出来ていて、さすがに見えなかったです。ここは諦めて奥へ進みました。大きなモニターで離れてるひとも見られるようになっていたら嬉しかったです。

1階奥のサイのオブジェの部屋にあった、車のハンドルとドライバー用のグローヴが一番かっこよかったかなぁ。背景にポスターを貼ってあるディスプレイも良かったです。今は経年変化が汚れと感じるのかグレーの色のハンドルが多い気が…。ちょっと面白みがないですよね。車のデザインに魅力がないのは車離れの一因と思います。実用以外に欲しい理由がないのだもの。

2階では小さなハンドバッグに宇宙のようなプロジェクションマッピングを施していたのが笑えました!エルメスはユーモアを忘れないですね。笑 私は正直建物に当ててるいわゆるプロジェクションマッピングが品がなくて好きではなかったのだけど、こういう小さいところに威力を発揮しているのは良いなぁ。(でも展示の最後のほうあった盆栽が飛んでってるのはなんだか急にアレでしたが。)

最後の最後のヴィーナスの石膏像がハンドバッグを持っている演出もエルメスらしくて良かったです。ただ、むき出しの展示品は全て触ってはいけなかったのですが、ばんばん触られてて、ふだん展示を見に来ない方が多かったのでしょうね。夏の竹尾のペーパーショウを思い出しました。

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by orangewords | 2014-12-21 23:59 | アート雑記 | Comments(0)
版画の彩展2014 第39回全国大学版画展
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町田市立国際版画美術館へ<版画の彩展2014 第39回全国大学版画展>を観に行ってきました。

版種はいろいろでしたが、ここのところ少ないと感じていたシルクスクリーンが意外にも多かったような気がします。絵自体の魅力もだけど、技術的な魅力・力量を試すような作品もあって、やってみたいことにチャレンジしたわくわく、緊張するけど楽しい気持ち、どうだ!というがんばった自信が伝わるようで楽しい展示でした。私ももしリトグラフをしてるなら、あのデビッド・リンチのようなもやもや〜とした滲みを表現してみたいよ。
また学校によって少し似通ってくるのもまた見ていて面白いです。友達同士、同じ学び舎にいる者同士、意識してなくてもどこか似た雰囲気、気になってしまうモチーフ、手法、そんなのがちらほらと見て取れます。
東北芸術工科大学は、たしか自分で使う一生分くらいの黒インクを作る授業があったと思うのだけど、黒が圧倒的な作品が多かったです。自慢の黒だと思います。いいなぁ。

この展示、最後にどれか自分の好きな作品に一票入れることが出来ます。いくつか好きな作品があって、でも銅版画2点で悩んだ末、近頃見た中で最も画力があり丁寧で質の高かったエッチング作品に一票入れました〜 正統派です。

さらに良いことは、エントランスのところで小品を販売していること。その場で持ち帰り出来ます。のぞいていきたい気持ちはとってもあったのだけど、いい加減自分の制作もせねばならず時間切れでした。次回のお楽しみにしようと思います。

企画展示室で同時開催していた<マックス・クリンガーの銅版画>も素晴らしかったです。とくに『手袋』というシリーズの絵が面白く、自分の恋を題材にした物語に絵をつけたものです。ある日憧れの女性が落とした手袋の片方を拾ったクリンガーが、手袋を拾った喜びや、恭しく手袋を愛する気持ちや、手袋に対して盛り上がる想いや、はたまた拾った手袋を返さずにいる罪悪感などを描いていて、笑えました。

*画像は、昔撮影した駒沢給水塔。
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by orangewords | 2014-12-20 23:59 | アート雑記 | Comments(0)
せきぐちきょうこのざっかてんてん vol.2
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<せきぐちきょうこのざっかてんてん vol.2>を見に神楽坂の<五感肆パレアナ>さんへ行ってきました。いつもはミシン刺繍で大きな作品を作っている関口さんですが、今回はそんなせきぐちさんが作る雑貨店を期間限定オープン!という企画でした。
せきぐちさんとは羽生の藍染め作家・鈴木道夫さんを通して知り合い、DM作りにまで発展して(しかも早々に)あれよあれよとトークが進むのでした。あはは。

ざっかてんはボタンブローチを中心に、バッグや、なんとステーショナリーまであってびっくり。

個人的に面白かったのは、せきぐちさんが今年一月から毎日描き溜めた「今日着ていた服+ひと言」のイラスト。いつもかわいい格好をしているせきぐちさん、やっぱりお洋服がお好きなようで毎日のコーディネートを楽しくかわいく描いてあって、さらにそこに添えられたひと言がくすっと笑えて面白かったです。どこに行ったとか、何をしたとか…結構図書館行ってますね。笑

私もひとつボタンブローチ購入。ちょっと絵画的な刺繍にしました。

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by orangewords | 2014-12-07 23:59 | アート雑記 | Comments(0)
いろに想う
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第3回都美セレクショングループ展<いろに想う>を観に東京都美術館ギャラリーBへ行ってきました。初めての作家Zakka百貨展に参加いただいた染織の小島秀子さんが企画されてるグループ展です。工芸家によるグループ<月火水木金土日>による3度目のセレクショングループ展で、毎回作品はもちろんのこと、DMから何からまでクォリティが高いと周囲からお聞きしていたのですが、なかなか伺えず終い。3度目の正直で今年やっと伺うことが出来ました。

コンセプトをとっても重視していると思われるセレクショングループ展ですが、<工芸>というシンプルで綻びのない一本筋が展示を見る側にも分かりやすくて<色>というテーマが視覚的に一体感を出すのに一役も二役もかっていて、良い展示でした。見られて本当に良かった〜。

というのも、工芸の方々なので、普段作品展をされてない場合も多いようで、例えば素晴らしいなぁ〜と思った染色の森田麻里さんの作品を見るとしたら呉服屋さんの店頭にならある…ということでした。すごくかわいらしい型染めの帯で。買える方が羨ましいです。

以前根津美術館に<ZESHIN>展を観に行ったときにも思ったのだけど、工芸ってかわいい。きっと昔のひとたちも、かわいいと愛でていたのでしょう。蔦嶋薫さんの小さなガラス作品もかわいらしく、薗部秀徳さんの木のショウケースもかっこよかったです。

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by orangewords | 2014-12-06 23:59 | アート雑記 | Comments(0)