<フセイン・チャラヤン ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅>を見に
MOTへ行って来ました。
キプロス出身、ロンドン育ちのフセイン・チャラヤン。主にファッションデザイナーとして活躍し、自身のブランドもあり、コレクションやそれ以外の場所で洋服を主役に据えてアート的な作品も展開している人。どうしてファッションに興味を持ったんだろう?
チャラヤンのことはまったく知らなかったけど、テーブルがスカートになる<アフターワーズ>などコレクションの映像を見ると既視感がある。TVや雑誌で取り上げられてたかな?
展示は最初のシルクのドレスの作品がとってもインパクト大。格好良かったです。
インスタレーションなどは実際のコレクション映像も見たかったーと思う作品がちらほら。
コレクションというより<舞台>という空間を感じたのでこれこそ舞踏やタンツ・テアターのように展開しても良いんじゃないかと思いました。
若干映像作品では自身の映像作品<共感疲労>じゃないけどまさに<共感疲労>なものもあって、もう少し短くまとめてくれても良かったかな…。作品に対する話題がしばしばご本人の意図と外れているのもちょっとかわいそうな…。
キャプションではいささか理由付けが多すぎるのが目につくところ。同じ言葉も繰り返すし…。そんなに並べ立てたりしなくても、面白いものは面白い、かっこいいものはかっこいいのでもう少しフライヤーのキー・ビジュアルだった<エア・ボーン>を見せてもらいたかった!せめてコレクションのときの映像を見せて欲しかった~。音楽とかも合わせて見てみたかったです。