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銅版画のテクニック 第2版/深沢幸雄著
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図書館で借りて来た<銅版画のテクニック 第2版/深沢幸雄著>を読んだ。
ときどきこういう本を読むと色んな意味で新しい発見があって面白い。

色んな意味っていうのは作品を見ただけでは気がつかない技法のことや、著者である有名な版画家の性格的なことなど。笑





長谷川潔さんはやっぱり文体も思想も堅かったし、それに対して駒井哲郎さんは親近感があった。
そして深沢幸雄さんはといえば…自由人!

「僕は機械ですむことは極力利用する主義だ。」(文中より抜粋)

そこまでハッキリいうか!笑
独自開発のメゾ用自動目立て機のチンタラくんのことは知ってたけど、本を読むとありとあらゆることを機械の手を借りて行っていてすさまじい。作業場が工場みたいなイメージに思えて来た。

プレートマークを作るのを金ヤスリを使って手作業でやると時間と力がかかって大変なので「グラインダーでやれば良い」みたいなことを冗談話のように話してたことがあるのだけど、本を読んだら深沢さんは実際グラインダーのひとだった!大きい版にはとても便利だそうです。

その他ドリルとか、私もたま~に使う超音波カッターとか、工房のMなかさんも使っていた連筆ならぬ連カッターみたいなのとかについても記述アリ。自分の作品にとって何が一番合っているのかを様々試みているのが分かりました。
版ももちろん銅だけでなくアルミとかも使用されてるみたいです。

機械に弱い人間としては中には逆に難儀なこともあるけど、ある程度凝り固まらず自分と自分の作品にとって良い制作方法を自然と見つけていきたいものです。

*写真はまたドーナツ。駅前に最近出来たフロレスタというドーナツ屋さん。ベーシックな<ネイチャー>がおいしかったです。
by orangewords | 2010-10-08 23:59 | 銅版画制作 | Comments(0)
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