昨年行って来たのですがblogにアップしてませんでした。
楽しみにしていた
<テオ・ヤンセン展>。私としては久しぶりの
日本科学未来館です。(毛利さんが館長してる)
TVCMをうつとは聞いていたけれど、年明けにTVでやっているのを見たらガッカリなかんじで悲しいです。もっと格好良くして欲しかった!あれではテオ・ヤンセンの良さが伝わらない!<テオ・ヤンセンがっかり派>もどうやらいるらしいので、そんな人たちが作ったのではないか…?と思ってしまいます。そういう人はもっとシャキーン!とメカニックなのが良いんだろうなぁ。しかしそれではテオ・ヤンセンの意図からずれてしまうのだ。
テオ・ヤンセンはオランダのひとでビーチアニマルという生き物を<創造>しています。プラスチックで出来たビーチアニマルは、以前日比谷で見たときよりも5〜6点多くなって(進化して)、しかも新作もありました。
最初見たときは相当な感動があったけど月日が経って感動が減ってたりして〜なんて思ったけど、そんなのは要らない心配、改めてスゴイ!!
ビーチアニマルの神として着々と世界を充実させていってました。
その素材や既製品のチョイスもまた健在…。テーブルクロスみたいなカーテンみたいなレースの花柄が部分的に使われていたり、相変わらず翼のような帆のような部分は太めのテープを巻いて膜にしてみたり。有機的でした。
このセンスには圧倒されるなぁー。
新作はとても大きくて、これまでのビーチアニマルの中で一番大きいのだとか。大きな進化をとげていて水(海)に溺れて死なないように、ある程度の水深まで来たら<センサー>が反応して動く方向が逆方向に変って水から遠ざかれる機能が芽生えてました。センサーはもちろんチューブで、毛細管現象で水を吸い込むことで弁が閉じて体内の空気の流れを変え、移動方向が変る、という仕組み。ざっくりとは理解出来るけど、よくは分からんです。
そういえば、新作はそれだけで充分カッコいいのに、要らんライトアップがされていて照明の色が色々変ってこれまたがっかり。普通で良いのに…
今回ので極めつけのびっくりは、ビーチアニマルを創造するまでの過程ですごく観察したり計算したりしているのに、最終的な作業ではプラスチックチューブを机の角を使って力で曲げる、という荒技披露でした…(VTR)。すごい…。熱で曲げてると思ってたんですが。まさかの力技でした。笑
展示は2月までやっているのでオススメです!詳細は科学未来館サイトへ。
全く関係ない話ですが、今になってやっとリンクの貼り方が分かった!ずっとタグ打ちしてた…とほほ。