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装画を描くコンペティションvol.10受賞者展
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外苑前にあるギャラリーハウスMAYAへ<装画を描くコンペティションvol.10受賞者展>を見に行って来ました。この<装画を描く…>はこのギャラリーハウスMAYAが企画しているコンペで、私の周囲の方はよく参加していて入賞したりしているのですが、今回はEQIPのボスでもある松本里美さんが審査員賞(平川彰賞)を受賞しているのです。

雨降りの中、まずは路面にあるギャララリーハウスMAYAへ。ここではグランプリの方が個展をしています。賞をとった作品のように淡々とした作品が多いのかと思いきや、結構色とりどりで賑やかな作品が多かったです。小説などをモチーフに描かれたものを多く展示されてました。受賞作はかなりシンプルなほうだったんですね。






その後、MAYAの裏の地下にあるMAYA2へ。こちらは細長いスペースで、ここでは準グラプリ1名と審査員賞4人の方が展示されてました。
準グランプリの方は写真で見るより実物のがずっと雰囲気あって良かったです。
そして松本さんは受賞した<Willow Pattern Story>を1点だけ飾り、あとは机の上でファイルとして見られるようになっていました。展示はスウェーデン民話本の挿絵作品でまとめていました。確か審査員賞を受賞されてすぐに入ったお仕事だったと思います。夏の受賞からもう一冊出来てるなんて!なんだかすごいなぁ。
そしてこうして見ると、<Willow Pattern Story>デカし…。豪華紙芝居です。
これまでの展示のDM集も<Satomi Matsumoto History>として面白かったです。すごいいっぱいDMありました!

そして池田進吾賞を受賞されてた冨田恵子さんは写真を見て手描きだと思っていたのですが、銅版画と判明!銅版画の工房に通っているのは冨田さんと同じ工房に通う(通っていた)ホルスル工作室のお三方から聞いて知っていたのですが…カーボランダムという技法だそうです。
これを聞いて、私の頭の中でまた一段と版画というものが複雑化…。コラグラフみたいだなぁ。組み合わせてくとほんとに版画って色んな手法がとれるんだなぁ。版画が更に深くなった日でした。
by orangewords | 2011-02-14 23:50 | アート雑記
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