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ピカソ愛と芸術の版画展
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<パルコミュージアム>へ<没後40年記念 ピカソ愛と芸術の版画展>を観に行ってきました。忙しくて最終日に滑り込み。パルコミュージアムでピカソを展示するってなんとなく意外。

今年三月頃にあった神保町の<ギャラリーかわまつ>でのピカソの版画展に行きそびれたのですが、内容は似通ったところがあったのかな?気になる。

リトが多いだろうと思っていたら、銅版画もかなり沢山あり、さすがに自由奔放でちょっと見ただけではどういうふうにこの部分を描いたか技法が分からなくて、いつも版画を観るとどんなふうに描いたかイメージするのだけど、ピカソは困難でした。
技法のところに<ビュラン>と書かれている作品を観ても、ビュランを使ったというだけでエングレーヴィングのような奇麗な線を生み出したわけじゃなくて、勢いに乗ってビュランで彫ったバーのある線で、版画家というよりやっぱり画家なのだ、と納得。

絵も良かったけれど、エディション22/50が多くてどんな経緯でコレクションしたのかがすごく気になる。また1968年には最も多くの版画を製作した(半年間に347点)と書かれていたけれど、その68年の版画が一枚も展示されていなかったのが…どんなのだったのかこれまた気になってしまう。

さらにざっと見てしまったせいか闘牛をモチーフにした版画があった気がするんだけど、どんなだったか記憶になく…もったいない!どうしてもその前に観た利根山光人さんの闘牛の印象が強すぎて…。
by orangewords | 2013-08-19 23:59 | アート雑記
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