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COVID-19 前期(2020.1~5月上旬)

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2020年に入ってから新型コロナウイルスCOVID-19が日本でも広がっている。311の震災のときに比べて、ライフラインが機能していることで精神的な不安はかなり少ないものの、震災時に書き連ねた自分用の備忘録が後々自分にとってとても振り返り(集団心理や行動による結果など)として心の準備に役立ってるので、今回もメモしておくことにした。

日々気になった出来事などをメモっているのだけど、今回仕事に追われていたこともあり溜め込んでしまって期間が長くなり、広域で多面なのでblog用にかいつまんでみた。


まず我が家では2019年12月末頃に武漢での謎の感染症についての話題が出た。このときはこれまでのSARS、MERSと同様、日本国内には入ってきても少しで抑えられるだろうと漠然と思ってた。←今思うと武漢での感染症として12/31にニュースとして流れてきたので、年末年始に話題にしたと思う。



●1月

2020年1月半ば~下旬に国内でも感染者が出て、武漢からの旅行客がそれなりにいると知る。この頃にはおそらく不顕性感染もあるという情報があり、ちょうど春節で来日している中国人観光客が「日本は安全な空気だからマスクなしに呼吸できる」とふるまっているニュースを見て、不安になる。

→…が、後に国内で日本人の感染者が増えたときに、このことを日本人はすっかり忘れ、国内旅行したり田舎へ帰省するのだった。自分もまた同じことをしているという、客観視ができない人が一定数いて、つい1~2ヶ月前の失敗・同じ轍を容易に踏む。


我が家では、新たな感染症ということで基本的に専門家にとっても謎だらけだろう、という認識で、情報は不確定で常に更新されていく、という心構えで過ごした。感染症は致死率が低いほど蔓延しやすいということだったので、ある程度広がるかも…と心得る。



●2月

2月に入ってから客船ダイヤモンドプリンセスが横浜港に接岸。おそらくそのあたりから消毒液やマスクが売れるようになり、上旬には品薄に。私は上旬に外国人も多く訪れるような上野の居酒屋で3人で新年会をしたので、それ以降は毎日体温を計るようにした。


2月半ばにはワシントン州から来日された方とお会いしたものの、そのときはまだアメリカはそこまで感染者が出ていなかったのでCOVID-19の話は出なかった。が、その一週間後には大変な感染拡大のニュースになっていた。

どの段階か定かではないが、2月半ば頃には「まず医療崩壊を防ぐことが大切。そのためにはPCR検査は闇雲には行えず、軽度の感染者は自宅療養が必要」ということがTVで言われていて、我が家ではその理屈が腑に落ちたので以降は基本的にその考えのもとに行動することに。→このブログを書いている5月上旬に振り返ってみても、大筋その考え方に変わりはないなぁと思っている。


2月下旬、今回の件で初めて<デマ>が出てきたと気がつく。<〇〇病院に感染者が入院してるらしい>という話題が出て「そうなの?」と思い、初めてTwitterでCOVID-19について検索した。すごくいろんな情報が不特定のひとたちの間で発信されていると知った。悲痛な投稿などもあり、私の性格なのか…あればあるほど疑問も出てきた。そこで初めて「これがデマだったとしたら…?」という考えが過って、もしそうだとしたら発端に愉快犯がいると思うとぞっとした。同時に愉快犯をしてしまうのは、おそらく感染症関係なく常日頃に何らかストレスを抱えていて鬱憤を晴らしているのだと思えた。

そうしているうちに、友人のツイートから「チェーンメールが出回っている」らしいということを知る。そこで、初めて自分が311について書いたブログを一旦確認した。こんなときどんなことが起こり得るか再確認だ。


・デマ

・チェーンメール

・買占め

・トイレットペーパー、ティッシュペーパー等の品不足

・頭の良い人たちが慌てて、トンデモなことを言い出す

・体調と心の管理に気をつける(食事と睡眠のために、録画した面白いTVをみる)


結局2/25~27あたりで上記が一通り始まったり、渦中になったり、以降つづいたりした。

今回は感染症だったので

・マスク

・消毒液関係

も買占め、品不足がおこった。


また学校休校などがあったため、子供の昼ごはん需要の高まりの関係で

・袋麺、パスタ

おそらく免疫を上げるという噂から

・納豆

が店頭から一時的に不足した。


2月末、<〇〇病院に感染者が入院してる><〇〇が不足する>という話はデマだった。この10年日本では大きな震災、災害がつづいていて、その都度繰り返しているミスなのでもういい加減学んでも良いだろうと残念に思った。今後は年に一度、学校や職場の防災訓練のときにでも一緒にこういう非常事態の集団心理についても周知する時間が必要だと思った。

またこうしたときにまず買占めが起こるペーパー類は、1週間の期間限定などとして1割程度販売価格を上げて不要不急な購入を抑制しても良い気がする。(あるいは、今週は1.5倍の価格だけど、来週は1.4倍、再来週は1.3倍…などとして時間差つけてもいいかも)



●3月

3月頭、WHOテドロス事務局長をはじめ「マスクは感染予防に効果はない。推奨しない」という旨の発言がある。毎冬インフルエンザ予防でマスクをしている私としては暗雲立ち込めてきた。インフルエンザは湿度によって感染力を抑えられるのでマスクが有効だし、少なくともインフルエンザにかからなければ病院に行く理由のひとつをなくせるのだ。

それなのでマスク不要論、布マスクに効果ない論が持ち上がってしまい、マスクをしないひとたちが増えてしまうと、不顕性感染者もいるというのにまずい…。「不織布の使い捨てマスクがないからマスクしない」ひとたちも一定数いたので、小さなパフォーマンスとして人に会うとき・電車に乗るときには布マスクをすることにした。

→これについては3月下旬になってから日本の感染状況をみて「6割以上の人間がマスクしていれば予防効果あるかも」とテドロスが発言。5月上旬現在、大体の国が外出時にはマスク着用になっている。


3月上旬、身の回りの飲食店は徐々にテイクアウトに力を入れ始める。

お彼岸の時期になると桜の開花への期待と天気の良さもあり、人々のゆるみが出た。とくに当初言われていた「若者は感染しづらい」がいまだに根強く若者に支持されており、旅行や送別会に出かけてしまう若者がいた。ひとは自分にとって楽だったり耳障りの良い情報を信じやすい。


モヤモヤすることがあり、311の学びを再度確認。

・ひとは暑くなるとマスクをしなくなる

・頭の良い人たちが慌てて、トンデモなことを言い出す

・混乱する世の中では政府やマスコミに頼らずひとりひとりが助ける側にまわることが必要


今回もしも暑さ(紫外線かな?)や湿度で弱まらないウイルスだった場合は、暑くなってマスクをするひとが少なくなる時期も感染リスクが高まるかな、と思う。未知のウイルスなのでなんとも言えない。


政府に保証を求めることは悪いとは言わないけど、率先して寄付をしたり・募ったり、自分の身の回りをまとめることが出来るひとってカッコイイ。自分の守るべきものにいつでも投資できるようでありたい。


マスクについてはこれまで「朝一番に行けば棚にある」という状態だったが、結局早朝から並ぶ人の顔ぶれが同じ(転売目的?)で本当に必要なひとに行き渡らないことがあり、品出しの時間を変更していく(ゲリラ的にしてく)作戦をお店側が取り出した。

今後災害などで同じような状況になったときには、同じような対策や、予約販売みたいな対策が定着しそう。


3月下旬~月末、週末や連休のみのゆるい活動自粛とはいえ、イベント中止などの状況に気持ちがついていかずストレスや不安を抱えるひとが増えてきたように思う。

こんなときは十分気をつけながらちょっとでかけて、人と会って言葉を交わし、心を落ち着けるのも良いと思う。一番簡単にストレスや不安を取り除ける。

一方で、三連休にバスに乗った際、女子大生風の二人組がスーツケースを持っていて、沖縄旅行に行くのかなぁ~?とつい思ってしまった…私も遊びと思われているかもしれない。こんな状況のときは飛行機代・宿泊代を高いプランにして提供すれば、利用者は減るが単価が高くなるし、蜜も避けられて良い気がする。

そして、なんといっても3月最後の日曜日に東京など関東で雪。天気がお籠りを後押ししてくれた。これが後に効いてくる。



●4月

4月頭、まだCOVID-19や自粛要請の情報が届いてない国民がいることに、専門家の焦りとどうしたらリーチするか?の試行錯誤を感じた。

なんでもそうだけど、全ての人に情報を行きわたらせるのって難しい。多様化が進むほど難しいと思う。


4月上旬、カミュの『ペスト』をチェック。小説としてすごく良著だったけど、その中から実際の感染症に役立つ情報としては「検査して今感染してないと分かったとしても、帰路の途中で感染しないとは言えない」という部分だった。


このころ全国で最も感染拡大が進んでいた東京都の1日の感染者数(確認できた人数)が100人を超え始め、結果的に4/17に204人でピークを迎える。→5月上旬、都内では4月上旬に重傷者が約200人いたということが分かる。その頃は医療崩壊状態だったと思われる。その頃に具合を悪くした人たちが病院のたらい回しや自宅で亡くなるなどしていると思われる。都内で最も感染者の多い世田谷区の内訳をみると、4月中までは男性の感染者が多く、通勤が関係しているのが分かる。GW中からは女性の感染者が増え、家庭に移っているのが分かる。(看護職、介護職に移っている可能性も)年代は、当初はお年寄りが多かったが、お年寄りは気をつけるようになってきたのか徐々に20代の新規感染者が最も多くなってきている。情報源をリンクしたいが、情報源を忘れたりリンク先のフォーマットが変わったりでリンクできず…


・地域通貨…エンデの遺言、ゲゼル理論

本気で経済対策するならばこのあたりが有効と感じる。


4月下旬、どういうわけか誰もが知っている古い情報を再編集して、最近判明したかのように吹聴する人や報道が出はじめた。一瞬はバズるが誰もが知っているので一晩のうちに収束した。その様子から私の思う「誰もが知ってる」は実際には7~8割のひとが知ってることで、そのなかで時間が経って忘れるひとが3~4割程度いるような。そして他者から指摘されることで思い出す人が1~2割。全体の1~2割は無関心なひとで、どちらの情報にも影響されてない気がする。肌感覚として。



●5月

5月上旬、活動自粛と連休の効果か日毎の新規感染者数が目に見えて減りつつあった。なんだか「他国と比べて」とか「他国から日本の対策は変だと言われている」とか、他と違うことが恥ずかしいという変な?意見が多くなってきて違和感がある。そこなんかな?大事なところは。

いま自分がどうできているかよりも他人と比べてどうか…なんて、平常時ではこぞってナンセンスだと言われることが多いのに。

専門外や砦として待機状態にある、時間と力を持て余している教授たちがたくさんいるのだ。リソースを使ってほしくて、居ても立ってもいられないのだ。

役不足かもしれないけど、なにか安全な部分で手伝ってもらえたら良いんじゃないかなぁ。


いち素人としてここまでのところ思うのは、まずは防護服やマスク、フェイスシールド、消毒液などの医療従事者を守るものが十分に足りることが第一で、そのあとは重症向けの機材とリソースが十分であること。それが前提で、やっと検査の拡大ができる。

それまでは仕方ないので最大限出来ることといえば蜜を避けることと(疎にすること)、首から上を極力触らない(寿司職人の心得)、咳・くしゃみエチケットの徹底(口を手ではなく腕で覆う)、石鹸での手洗いの徹底、なるべく他人と共有するものに触れない、ことだと思う。



私的ニューワード

・行動変容

・実行再生産数

・クラスター→これまでの意味とは違い、集団感染グループみたいな意味になったこと

・New Normal→「新しい生活様式」と和訳されたこと

*311では、建屋、セシウム、半減期、輪番が私的ニューワードだった


私的新たな知識

・感染症は致死率が低いほど蔓延しやすい

・最も避けるべきは医療崩壊

・エンデの遺言(老化する通貨=ゲゼル理論)


こうして振り返ってみると、自分が情報伝達に興味があることが分かる。せめて情報伝達の不足による悲しい出来事は解消したいと思ってるんだなぁ。

あと、もっとも目から鱗だったことは、今回の件でみんなが手洗いに勤めたため、なんとインフルエンザの感染者数や死亡者数がかなり減った。つぎの冬からはインフルエンザ予防接種を受ける人はかなり少なくなるのではないかな?


# by orangewords | 2020-05-14 16:54 | ぼそっと
かしの木の最後のゆめ 終了いたしました
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恵比寿の<ギャラリーまぁる>さんでの4人展<かしの木の最後のゆめ>、お陰様で無事会期終了いたしました。
知られざるアンデルセン童話のひとつであると思われる『年をとったかしの木最後のゆめ』高橋健二さんの訳を元に、4人がそれぞれ好きな場面を絵にしました。
制作にあたりいろいろなことを考えました。365年生きているかしの木と、1日しか生きられないカゲロウの一生が、等しい価値のものだって。わかるようで、本当に理解することは難しいのかも。それは多様性を認めること。私たちにはかしの木とカゲロウほどの差はないのに、違いを認めあうことのなんて難しいことでしょうか。

しばらくぶりの銅版画の展示は、短編を繰り返しじっくり咀嚼する時間、版にまっすぐ向き合う時間、他にもたくさんのことを得られ、ひとつひとつが私の力になってくれているのを感じます。
お仕事もあるので、そんなに版画ばかりに時間を割けないのですが、お仕事も好きなので、なるべく濃い有益な時間をもって、版画制作にまた取りかかりたいです。
展示にお越しくださったみなさま、お気にかけてくださったみなさま、どうもありがとうございました。今後もよろしくお願いします。

# by orangewords | 2019-02-05 01:54 | 銅版画制作
かしの木の最後のゆめ
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展示が始まってしまっていますが、まだあと一週間ありますので、ぜひお越しください。
ギャラリーの方より<高橋健二>さんの翻訳でとご指定いただき、今回の展示で初めてこの物語を読みました。
カゲロウの1日の命と、かしの木の365年の命、どっちが幸せ?

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かしの木の最後のゆめ


2019年1月22日(火)〜2月3日(日)
12時〜19時 *最終日は16時まで *月曜休

会場:GALERIE Malle
東京都渋谷区恵比寿4-8-3 神原ビル1F
tel.03-5475-5054
JR・日比谷線 恵比寿駅 東口 徒歩3分

参加作家:石川ゆかり 岩間淳美 松井有希 永島幸子

最後の時が近づいた<かしの木>は、一体どんな夢をみたのでしょう。
この物語を四人の作家がそれぞれの技法で表現しました。

# by orangewords | 2019-01-25 22:24 | お知らせ
作家Zakka百貨展 vol.7
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こちらでのお知らせが遅く、もうあと3日間で終了となります。見落としており、ご案内できず、すみません。
大森の葡萄屋ギャラリーにて、今年もまた開催中です。

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作家Zakka百貨展 vol.7

2018.8.3 fri - 8.12 sun
11:00-18:30 最終日16:00終了 火曜定休
会場:葡萄屋ギャラリー(大森)
大田区山王3-29-3
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# by orangewords | 2018-08-10 00:17 | お知らせ
作家Zakka百貨展vol.6
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ほとんど展示へ出品する機会がなくなってしまいましたが、今年も<作家Zakka百貨展>へ出品いたします。(といっても企画者のひとりなのですが…)

今回は日頃携わっている牧禎舎の藍染めがメインで、版を使ったものは孔版に挑戦しています。やっぱり版て楽しいですね。
会期中、日曜日は藍染体験工房があるので在廊できませんが、それ以外の日に出来るだけ在廊予定です。

また今年は会場が変わり、ギャラリーファーストライトさんの移転(後身)となる葡萄屋ギャラリーさんにて開催します。カフェもついてるのでぜひ一休みされてください。
ご来場お待ちしております。

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作家Zakka百貨展vol.6 〜CoolなアーティストのHotな自由研究♪〜

2017.8.20(日)〜30(水)
11時〜18時半 *8/24(木)休廊 *最終日〜16時まで

会場:葡萄屋ギャラリー
143-0023 大田区山王3-29-3(JR京浜東北線 大森駅 西口 徒歩5分)
fb…https://www.facebook.com/Budoh.ya.Gallery/

参加作家(順不同)
石原実、おおらいえみこ、オーライタロー、カオタロー、家内制豆印刷 蛙月庵、
斎藤ひろこ、三階朝子、R.ECHO、田中芽衣子、中井絵津子、永島幸子(牧禎舎 藍染体験工房)、
橋本尚美、hitoharico みずのよしえ、松本里美、岬真南、miquraffreshia(ミクラフレシア)

企画:葡萄屋ギャラリー 版画展企画ユニットEQIP


# by orangewords | 2017-07-26 22:01 | お知らせ
マメフェス終了いたしました
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秦野市のぶらっすりー千元屋さんでの<豆版画まつり2017>、5月末にて無事終了いたしました。お越しいただいた皆様どうもありがとうございました。
ご報告がたいへん遅くなってしまいました。>会期中、一度だけ会場となったレストランへお邪魔してランチをしてきました。ここのところ少し自分の時間を取りにくくなったというか、まだうまい時間の使い方が出来ないでいるというか、そんな中で久しぶりに少しだけ足を伸ばして気分転換出来ました。
季節も良く、緑の山が気持ちよかったです。

マメフェスでは私も銅版画をひとつ購入。同時開催していたバッグ展も面白いものがたくさんありました。

秦野土産に近くのお店で落花生の入った豆菓子なども。おいしい。

それにしても盛りだくさんの展示で、一ヶ月という長丁場。作品管理は大変だったと思います。企画のみなさまお疲れさまでした。大変お世話になりました。
# by orangewords | 2017-06-14 00:09 | 銅版画制作
マメ版画で遊ぶ展覧会<マメ版画まつり>
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緑と空気がおいしい丹沢方面で久しぶりに<マメ版画まつり>が開催されます。今回も沢山の作家の作品が集まります。私も少しですが、そして結局旧作ですが、出品します。
思えば前回(初回)の<マメ版画まつり>は私がまだ銅版画での展示に参加し始めて間もない時期で、それが3度目のグループ展でした。
そんな時期に震災があり、春の行楽シーズンもなんとなく世間は自粛ムード…。しかし私は遠足気分で<マメフェス(マメ版画まつり)>のため秦野と弦巻温泉へ…。
とっても気分転換になった一日でした。

あれから早6年。当時出品した作品も送ります。一番新しいのは昨年の作品です。
この6年の間に、いつの間にやら藍染めの天然灰汁醗酵建と管理が出来るひとになって、しばらく版から遠のいてしまっていました。

そういうわけで、久しぶりの版画展となります。
ぜひ緑溢れる秦野へお出かけください。
会場はレストランに併設されたギャラリースペースです。

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マメ版画で遊ぶ展覧会<マメ版画まつり>


2017年5月1日(月)〜31日(水)
12時〜22時 火曜定休 *5/2火 開廊、5/17 休廊

会場:ぶらっすりー千元屋
神奈川県秦野市曲松2-7-7
tel.0463-88-7117

小田急線渋沢駅南口より徒歩3分(新宿より1時間10分くらい)

*個室ギャラリーとダイニングルーム壁面に展示。
お食事をしなくても気軽にご覧いただけます。

同時開催:アーティストが作るBag展

参加作家一覧:
〔 参加作家 〕
蛙月庵 阿部真弓 有川明恵 ありかわりか アントニオ増山 板倉知恵 いたる
一橋美智子 伊津野果地 伊藤亜砂 稲葉其泰 井上美智子 岩谷希未 上杉雅臣
植村美子代 宇田川新聞 えもときよひこ 大羽りゑ おおらいえみこ
オーライタロー 岡村敬子 岡本光弘 小木周一 尾田美樹 小田善郎 柿﨑かずみ
片岡好 金沢順子 かなる 神松幸代 川本洋子 工藤美和子 小清水量造
小松正美 小山よしえ 権藤凱暁 今野規子 酒井政保 さかたきよこ 櫻田祐理
佐々木茜 佐竹広弥 佐藤ゆかり 塩崎淳子 重藤裕子 篠原晴美 志村のどか
白木ゆり 白鳥勲 杉本高史 関雅治 相馬佳奈 たあつこ=かおり 高橋未歩
竹村健 タダジュン 多田敏子 田中芽衣子 田沼利規 丹野恵理子 千川裕子
富田惠子 永井桃子 永島幸子 中村まふね ヌコラリス ノボルス 濱中大作
浜西勝則 早川純子 林美香誇 東マユミ 秘月 フェルミーゼ 藤原眞知子
宝珠光寿 保坂優子 堀悦子 MAYA 牧嶋成仁 松永ゆかり 松本里美
三上明美 溝上幾久子 みなみじゅんこ 宮沢俊司 宮沢ゆかり 宮島亜紀
村松尚平 森山有美子 安田みつえ 矢部礼子 山下芙美子 山下真穂
山本佳奈枝 やまもとみさほ 結城泰介 米岡節子 米倉泉 Reena

# by orangewords | 2017-04-19 23:27 | お知らせ
花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼
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世田谷美術館へ<花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼>を観に行ってきた。

時間がなかったので1時間だけ。以前<世田谷文学館>で観た花森さんの展示も良かった。記憶に新しいのに、2006年の展示だったらしい。大体そのときと同じような内容なのだけど、今回はもうすこし花森さん自身のことにも触れられていた気がします。


今回改めて感じたのは、その時代を生きる人のために雑誌を作っていたんだと。当時は新しいものも多くて、急に増えた家電製品は高価なのにどれを買ったら良いか分からない。ともすれば高価なだけで品質の悪いものを掴まされてしまうような時代。消費者が泣き寝入りしないようにどの商品が良いか試してくれた。

そして暮らしを工夫次第で明るくするために、素人でも簡単にかわいく作れる洋服の作り方<直線断ち>を考えた。どうしたら人(とくに女性)の暮らしが楽になって自分の時間を作れるかを考えていたのが伝わる。

そして、自分の命の期限を感じられたとき、あの<一銭五厘の旗>など、戦争の後に生まれたひとたちへ戦争の記憶を残して繋ぐことに使命感もって取り組んで、そして生涯を終えた。


今だったらなにを特集するだろう?

いまは割となんでも値段なり。時代が一周回ったように、色んなものが増えて、安くなって、モノで溢れ返っているのになぜか貧しい、ちょっと変な今の時代。

洋服は安いものもたくさん売っているけれど、ちょっといびつでも自分がデザイナーになりたい今の時代。


今から思うと20年前、専門学校の先生が「いまは10人に1人が障害者だ」と言っていた。先生も障害者手帳を持っていた。あまり外で会わないかもしれないから、実感ないかもしれないけれど、杖を付いたり、車椅子で出掛けるにはまだ不便を感じる世界だった。

それから20年。いまは高齢者が増えたことでさらに障害者といえる人は増えたと思う。それも高齢が理由なので思ってもみない方向に増えたかもしれない。認知症などの本人がどうしようもないことだ。

そしてもうひとつ。今は子供6人にひとりが貧困だという。(←昨日のカンブリア宮殿)


こんな世界、こんな時代に花森さんは何をするかな。


余談だけど今回初めて花森さんのポニーテール姿も写真で拝見することが出来ました。


# by orangewords | 2017-03-31 22:40 | アート雑記
地元でがんばるということ
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写真は2006年2月9日付のブログ(旧ブログ)にアップしたもの。熊谷市にOPENしたリラクゼーションサロンYellさんのOPEN前の写真撮影の日の様子です。真ん中の右がわたし、左が設計士の伊藤裕子さん。鏡に向かって自撮りした写真です。

お世話になっていた設計士の伊藤裕子さんが8月に亡くなられ、ひと月半以上の日が経過しました。
入退院を繰り返されていることは知っていました。亡くなられる10日程前に、ふと伊藤さんを思い、もし伊藤さんともう会えなくなるとしたら、何をしてあげられるかな?と夫に話したばかりでした。

訃報に触れたことで、伊藤さんが一番喜んでくれそうな答えが分かったものの、私にはまだまだ力不足で。それは今じゃなくても、将来でも無理かもしれない。でも少しずつ、些細なことでも、いつまであるか分からない限りある時間の中で応えていけたらと思っています。

写真のYellさんとほぼ同時期に動いていたのが「熊谷アート&キッチン」という空き店舗を活用したコミュニティスペースづくりでした。その頃だったか…または別の機会だったかは思い出せないのですが、私の旧ブログに伊藤さんからコメントいただき、伊藤さんの「生まれ育った場所ではないけれど、結婚して子育てして過ごしている熊谷でがんばる」という思いときっかけを教えてくれたことがありました。

ちょうどそのときと同じ話題の内容が2015年の伊藤さんのブログにも掲載されています。
http://itoyuko.cocolog-nifty.com/ureshiikurashi/2015/05/kumagaya-cea5.html

(上記ブログ記事から一部抜粋)
『若かったころ、参加したセミナーで、今は亡き、AAスクールの校長先生、アルヴィン・ヴォヤスキー先生が、「今住んでいる場所で頑張りなさい」と、おっしゃいました。』

いつか、行田市でのコミュニティスペースづくりにも加わっていただきたいなぁと密かに期待をしていました。

才能も人柄も素敵でした。写真で見るより、実際お会いしたときや想像の中のほうが優しいお顔をされていました。
わたしの力不足が将来的に改善されるか分かりませんが、せめて気持ちだけはまっすぐでいたい。いまはそう思います。

# by orangewords | 2016-10-05 14:17 | ぼそっと
作家Zakka百貨展 vol.5「吉*キチ*BANG!BANG!」終了しました
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大田区大森、Gallery FIRSTLIGHTさんでの作家Zakka百貨展 vol.5「吉*キチ*BANG!BANG!」今年も賑やかに終了しました。お越しいただいた皆様、気にかけていただいていた皆様、どうもありがとうございました。連日たくさんの方にお越しいただき楽しく過ごすことができました。

毎回思いますが…、いろんな身になることが得られて有り難いなぁと思います。一緒に出品している作家さんたちの腑に落ちる考え方に触れたり、再確認したり。ひととして尊敬できるみなさんとご一緒出来ていつも得難い時間を過ごさせていただいてます。Zakka展に限ったことではないけれど、でもどこかZakka展で色濃くかんじるのはきっと「作品」と「品物」の違いがあるからかもしれません。

# by orangewords | 2016-09-01 23:49 | その他制作