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マメフェス終了いたしました
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秦野市のぶらっすりー千元屋さんでの<豆版画まつり2017>、5月末にて無事終了いたしました。お越しいただいた皆様どうもありがとうございました。
ご報告がたいへん遅くなってしまいました。>会期中、一度だけ会場となったレストランへお邪魔してランチをしてきました。ここのところ少し自分の時間を取りにくくなったというか、まだうまい時間の使い方が出来ないでいるというか、そんな中で久しぶりに少しだけ足を伸ばして気分転換出来ました。
季節も良く、緑の山が気持ちよかったです。

マメフェスでは私も銅版画をひとつ購入。同時開催していたバッグ展も面白いものがたくさんありました。

秦野土産に近くのお店で落花生の入った豆菓子なども。おいしい。

それにしても盛りだくさんの展示で、一ヶ月という長丁場。作品管理は大変だったと思います。企画のみなさまお疲れさまでした。大変お世話になりました。
# by orangewords | 2017-06-14 00:09 | 銅版画制作
マメ版画で遊ぶ展覧会<マメ版画まつり>
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緑と空気がおいしい丹沢方面で久しぶりに<マメ版画まつり>が開催されます。今回も沢山の作家の作品が集まります。私も少しですが、そして結局旧作ですが、出品します。
思えば前回(初回)の<マメ版画まつり>は私がまだ銅版画での展示に参加し始めて間もない時期で、それが3度目のグループ展でした。
そんな時期に震災があり、春の行楽シーズンもなんとなく世間は自粛ムード…。しかし私は遠足気分で<マメフェス(マメ版画まつり)>のため秦野と弦巻温泉へ…。
とっても気分転換になった一日でした。

あれから早6年。当時出品した作品も送ります。一番新しいのは昨年の作品です。
この6年の間に、いつの間にやら藍染めの天然灰汁醗酵建と管理が出来るひとになって、しばらく版から遠のいてしまっていました。

そういうわけで、久しぶりの版画展となります。
ぜひ緑溢れる秦野へお出かけください。
会場はレストランに併設されたギャラリースペースです。

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マメ版画で遊ぶ展覧会<マメ版画まつり>


2017年5月1日(月)〜31日(水)
12時〜22時 火曜定休 *5/2火 開廊、5/17 休廊

会場:ぶらっすりー千元屋
神奈川県秦野市曲松2-7-7
tel.0463-88-7117

小田急線渋沢駅南口より徒歩3分(新宿より1時間10分くらい)

*個室ギャラリーとダイニングルーム壁面に展示。
お食事をしなくても気軽にご覧いただけます。

同時開催:アーティストが作るBag展

参加作家一覧:
〔 参加作家 〕
蛙月庵 阿部真弓 有川明恵 ありかわりか アントニオ増山 板倉知恵 いたる
一橋美智子 伊津野果地 伊藤亜砂 稲葉其泰 井上美智子 岩谷希未 上杉雅臣
植村美子代 宇田川新聞 えもときよひこ 大羽りゑ おおらいえみこ
オーライタロー 岡村敬子 岡本光弘 小木周一 尾田美樹 小田善郎 柿﨑かずみ
片岡好 金沢順子 かなる 神松幸代 川本洋子 工藤美和子 小清水量造
小松正美 小山よしえ 権藤凱暁 今野規子 酒井政保 さかたきよこ 櫻田祐理
佐々木茜 佐竹広弥 佐藤ゆかり 塩崎淳子 重藤裕子 篠原晴美 志村のどか
白木ゆり 白鳥勲 杉本高史 関雅治 相馬佳奈 たあつこ=かおり 高橋未歩
竹村健 タダジュン 多田敏子 田中芽衣子 田沼利規 丹野恵理子 千川裕子
富田惠子 永井桃子 永島幸子 中村まふね ヌコラリス ノボルス 濱中大作
浜西勝則 早川純子 林美香誇 東マユミ 秘月 フェルミーゼ 藤原眞知子
宝珠光寿 保坂優子 堀悦子 MAYA 牧嶋成仁 松永ゆかり 松本里美
三上明美 溝上幾久子 みなみじゅんこ 宮沢俊司 宮沢ゆかり 宮島亜紀
村松尚平 森山有美子 安田みつえ 矢部礼子 山下芙美子 山下真穂
山本佳奈枝 やまもとみさほ 結城泰介 米岡節子 米倉泉 Reena

# by orangewords | 2017-04-19 23:27 | お知らせ
花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼
花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼_d0165298_22381764.jpg

世田谷美術館へ<花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼>を観に行ってきた。

時間がなかったので1時間だけ。以前<世田谷文学館>で観た花森さんの展示も良かった。記憶に新しいのに、2006年の展示だったらしい。大体そのときと同じような内容なのだけど、今回はもうすこし花森さん自身のことにも触れられていた気がします。


今回改めて感じたのは、その時代を生きる人のために雑誌を作っていたんだと。当時は新しいものも多くて、急に増えた家電製品は高価なのにどれを買ったら良いか分からない。ともすれば高価なだけで品質の悪いものを掴まされてしまうような時代。消費者が泣き寝入りしないようにどの商品が良いか試してくれた。

そして暮らしを工夫次第で明るくするために、素人でも簡単にかわいく作れる洋服の作り方<直線断ち>を考えた。どうしたら人(とくに女性)の暮らしが楽になって自分の時間を作れるかを考えていたのが伝わる。

そして、自分の命の期限を感じられたとき、あの<一銭五厘の旗>など、戦争の後に生まれたひとたちへ戦争の記憶を残して繋ぐことに使命感もって取り組んで、そして生涯を終えた。


今だったらなにを特集するだろう?

いまは割となんでも値段なり。時代が一周回ったように、色んなものが増えて、安くなって、モノで溢れ返っているのになぜか貧しい、ちょっと変な今の時代。

洋服は安いものもたくさん売っているけれど、ちょっといびつでも自分がデザイナーになりたい今の時代。


今から思うと20年前、専門学校の先生が「いまは10人に1人が障害者だ」と言っていた。先生も障害者手帳を持っていた。あまり外で会わないかもしれないから、実感ないかもしれないけれど、杖を付いたり、車椅子で出掛けるにはまだ不便を感じる世界だった。

それから20年。いまは高齢者が増えたことでさらに障害者といえる人は増えたと思う。それも高齢が理由なので思ってもみない方向に増えたかもしれない。認知症などの本人がどうしようもないことだ。

そしてもうひとつ。今は子供6人にひとりが貧困だという。(←昨日のカンブリア宮殿)


こんな世界、こんな時代に花森さんは何をするかな。


余談だけど今回初めて花森さんのポニーテール姿も写真で拝見することが出来ました。


# by orangewords | 2017-03-31 22:40 | アート雑記
地元でがんばるということ
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写真は2006年2月9日付のブログ(旧ブログ)にアップしたもの。熊谷市にOPENしたリラクゼーションサロンYellさんのOPEN前の写真撮影の日の様子です。真ん中の右がわたし、左が設計士の伊藤裕子さん。鏡に向かって自撮りした写真です。

お世話になっていた設計士の伊藤裕子さんが8月に亡くなられ、ひと月半以上の日が経過しました。
入退院を繰り返されていることは知っていました。亡くなられる10日程前に、ふと伊藤さんを思い、もし伊藤さんともう会えなくなるとしたら、何をしてあげられるかな?と夫に話したばかりでした。

訃報に触れたことで、伊藤さんが一番喜んでくれそうな答えが分かったものの、私にはまだまだ力不足で。それは今じゃなくても、将来でも無理かもしれない。でも少しずつ、些細なことでも、いつまであるか分からない限りある時間の中で応えていけたらと思っています。

写真のYellさんとほぼ同時期に動いていたのが「熊谷アート&キッチン」という空き店舗を活用したコミュニティスペースづくりでした。その頃だったか…または別の機会だったかは思い出せないのですが、私の旧ブログに伊藤さんからコメントいただき、伊藤さんの「生まれ育った場所ではないけれど、結婚して子育てして過ごしている熊谷でがんばる」という思いときっかけを教えてくれたことがありました。

ちょうどそのときと同じ話題の内容が2015年の伊藤さんのブログにも掲載されています。
http://itoyuko.cocolog-nifty.com/ureshiikurashi/2015/05/kumagaya-cea5.html

(上記ブログ記事から一部抜粋)
『若かったころ、参加したセミナーで、今は亡き、AAスクールの校長先生、アルヴィン・ヴォヤスキー先生が、「今住んでいる場所で頑張りなさい」と、おっしゃいました。』

いつか、行田市でのコミュニティスペースづくりにも加わっていただきたいなぁと密かに期待をしていました。

才能も人柄も素敵でした。写真で見るより、実際お会いしたときや想像の中のほうが優しいお顔をされていました。
わたしの力不足が将来的に改善されるか分かりませんが、せめて気持ちだけはまっすぐでいたい。いまはそう思います。

# by orangewords | 2016-10-05 14:17 | ぼそっと
作家Zakka百貨展 vol.5「吉*キチ*BANG!BANG!」終了しました
作家Zakka百貨展 vol.5「吉*キチ*BANG!BANG!」終了しました_d0165298_23281721.jpg
大田区大森、Gallery FIRSTLIGHTさんでの作家Zakka百貨展 vol.5「吉*キチ*BANG!BANG!」今年も賑やかに終了しました。お越しいただいた皆様、気にかけていただいていた皆様、どうもありがとうございました。連日たくさんの方にお越しいただき楽しく過ごすことができました。

毎回思いますが…、いろんな身になることが得られて有り難いなぁと思います。一緒に出品している作家さんたちの腑に落ちる考え方に触れたり、再確認したり。ひととして尊敬できるみなさんとご一緒出来ていつも得難い時間を過ごさせていただいてます。Zakka展に限ったことではないけれど、でもどこかZakka展で色濃くかんじるのはきっと「作品」と「品物」の違いがあるからかもしれません。

# by orangewords | 2016-09-01 23:49 | その他制作